〝充電〟バッチリだ。バレーボール男子で世界ランキング6位の日本は、国際親善試合(25日、東京・有明アリーナ)で同7位のブラジルに1―3で敗れるも、高橋藍(24=ルブリン)は着実に調子を上げている。

 優勝すれば最速で2028年ロサンゼルス五輪出場が決まるアジア選手権(9月4日開幕、福岡)へ、重要な調整となる試合。ブラジルの高さに苦戦する場面もあったが、得意とするフェイクセットや力強いサーブで存在感を放った。「自分たちがやってきたこと、やりたいことは出せた」と一定の手応えを語った。

 今季の高橋は体脂肪率を12~13%から9~10%に下げ、跳躍力の向上やコンディションの安定感が増した。プレーに好影響を及ぼす一方で、栄養士と相談しながら、適度にリフレッシュ時間も確保。普段は好物のラーメンなどを控えているものの、ネーションズリーグ(VNL)後には実家に帰って気分転換を図ったという。「バーベキューもしたり、ラーメンを食べに行ったりした。本当に5日間くらい気にせず食べたし、お酒も飲んだかな。たくさんは飲まないけど、両親が飲むので」と笑みを浮かべた。

 アジアの頂点を争う一戦は「独特な空気感」と印象を口にする。攻撃の柱として「チームが勝たなきゃいけない状況では、自分自身が得点を取っていくことが重要になる」と強い覚悟でコートに立つ。