男子テニスの人気選手ニック・キリオス(オーストラリア)がドーピング違反で暫定的な資格停止処分を下されたことについて、レジェンドが言及した。
キリオスは検査で、コカインの代謝物であるベンゾイルエクゴニンが確認された。自身もインスタグラムのストーリーで「最近、マヨルカでコカイン陽性と判定され、薬物検査に落ちた。私は大きな間違いを犯し、その責任は全て私が負います」と6月にスペインで行われた大会の検査結果を告白した。
この事態に、元男子世界ランク1位のボリス・ベッカー氏が意見を述べた。米国メディア「テニス・ワールド」によると、ベッカー氏はポッドキャストでキリオス騒動について「驚いたか? そうでもない」とひと言。これまでキリオスは同僚の薬物問題に厳しい意見を述べてきたとあって、批判を受けているが「もちろん、(キリオスは)批判に対して文句を言う資格はない。彼自身、(ヤニック・)シナーのドーピング問題の際には、かなり辛辣な批判を浴びせていたからね。シモーナ・ハレプもこの件についてコメントし『因果応報』について語っていた」と仕方ないと続けた。
一方で、ベッカー氏ははキリオスが更生することを希望した。「それでも私はヒューマニスト。私たちは皆人間だ。誰にでも過ちはある。だから、彼が立ち直ることを願っている。これが間違った道だと気づいてほしい。そもそもスポーツに薬物の入る余地などない。特に彼はまだ31歳と若いのだから」と語った。
ベッカー氏自身もトラブルを乗り越えてきたとあって、親身になっているようだ。













