若きスパイカーが躍動だ。バレーボール女子のアジア選手権(25日、中国・天津)、1次リーグ第3戦が行われ、世界ランキング6位・日本が同32位・ベトナムに3―0で快勝。3試合連続のストレート勝ちで準々決勝以降の戦いに挑む。

 先発に起用された秋本美空(ブストアルシツィオ)が存在感を示した。18日に20歳の誕生日を迎えたばかりのチーム最年少戦士は、第1セットから得点を量産。「ブロックと同じぐらいの高さや、ブロックの上からでも奥に打っていきたい。高い打点でしっかり捉えていきたいという意識で常にやっている」との言葉通り、185センチの高身長を生かしたスパイク、サーブなどで相手を翻弄した。

秋本美空の母・大友愛さん
秋本美空の母・大友愛さん

 母・大友愛さんは2012年ロンドン五輪で、銅メダルに輝いた。この日は中継局のフジテレビ系で解説を努めており「すごい。得点に絡んで集中してゲームに臨めている」と太鼓判。母の活躍について秋本は「(記憶に)ないです」と苦笑いを浮かべつつも「五輪の切符を取りに行くのはもちろんだけど、自分のレベルも上げていかないといけない」と高い意識で取り組んでいる。

 今大会は優勝すれば28年ロサンゼルス五輪の代表に最速で決める一戦。負けたら終わりの戦いを前に、次世代エースが状態を上げている。