明治安田J1リーグ第3節(21日、三協F柏)、ホームの柏が長崎を4―2で撃破。無傷の開幕3連勝と波に乗る中、キャプテンのDF古賀太陽が快進撃の〝立役者〟の名前を明かした。

 この日の前半は相手のシュートを0本に抑える圧巻のパフォーマンスを披露。後半に一時逆転を許したが、MF瀬川祐輔ら途中投入された選手の活躍もあり、見事に試合をひっくり返した。

 スタメン、控えを問わずチーム全体が機能している要因について、古賀は「リカルド・ロドリゲス監督は『控えもメンバーに入ってない選手も重要だ』と常に言っている」と指揮官の言葉に触れ「相手の足が止まってきた後半に、フレッシュな選手たちが仕留めるのが自分たちの形。みんなが役割を理解しながら、やるべきことをやれている」と分析した。

 好調な組織の中で、とりわけ欠かせないキーマンとして名前を挙げたのが、今年5月にケガから復帰したMF熊坂光希だ。「彼がいるだけでみんながいるべき場所に入れるというか、ポジションバランスが整った感じは明らかにある。彼が戻ってきて、より存在を感じる」と全幅の信頼を寄せる。

 一方で「連戦も続くし、彼がずっと出続けられるわけではないので、同じような役割を誰が出てもできるような組織作りが必要になる」と今後の課題も口にした。

 J1での開幕3連勝は、優勝した2011年以来15年ぶり。頼れる主将は「もちろん目標として全てのタイトルを目指す」としつつ、「今は1試合1試合成長しながら勝ち続けることしか考えていない。その先にタイトルが見えれば自然と意識するだろうし、今は先ばかり考えずに目の前の試合に集中している」と冷静に足元を見つめた。