レスリング女子53キロ級で2024年パリ五輪金メダルの藤波朱理(22=レスター)が19日、都内で行われたアジア大会(9月開幕、愛知・名古屋)の「TEAM JAPAN MEDIA SUMMIT」に登壇し、表彰台の頂点に立つことを誓った。

 今大会は階級を57キロ級に上げて挑む初めてのシニア国際大会。「女子レスリングの57キロ級はアジア勢がすごく強い。厳しい戦いになる覚悟はできているが、チャレンジャーとして攻めるような気持ちで、自信を持って1歩踏み出したい」と警戒しつつ意気込みを語った。

 一方で「競技をしている以上、強い選手とやるほどワクワクするものはない。本当に自分の実力が試されると思う」と大舞台に闘志を燃やしている。「勝つという欲よりも、理想のレスリングに近づけたいという思いが第一にある」と話す藤波におごりはない。5月の明治杯全日本選抜選手権(東京・駒沢体育館)で公式戦の連勝記録を153に伸ばしたが「勝ち続けてきた感覚、強くなったと思う瞬間はない」ときっぱり。「(これまでの結果は)常に前へ前へ、もっともっとという気持ちがあるからこそ。まだまだ目指す場所は先なので」とさらなる高みを見据えた。

 最後は「自国での開催となるアジア大会なので必ず優勝する。絶対に最後に金メダルを取るのは私だという強い気持ちを持って、一戦一戦全力で戦いたい」と締めくくった。