格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 16」(3日、長崎スタジアムシティ・ハピネスアリーナ)で、芦澤竜誠(31)が井上聖矢(22)の拳に無念の1ラウンド(R)終了間際にTKO負けで5連敗を喫した。

 左ひざに黒いテーピングを巻いた芦澤は序盤、左のジャブなどパンチを中心に放つ。これに井上からは右のローキックを返されるなど打ち合った。すると2分を過ぎたところで左のパンチを顔面に受けて尻もちをついてしまう。それでも下から三角絞めを狙いつつディへンスすると、立ち上がり打撃の攻防に戻すことに成功した。

 そこから打ち合って左のパンチで相手のバランスを崩させるなどしたが、4分を経過した直後に左のパンチを顔面に被弾し再びダウンだ。それでもなんとか立ち上がったが、残り10秒を切ったところで左の左のカウンターをもろに受けてヒザを付き、動けなくなったところを追撃のパンチを振り下ろされて無念のKO負けを喫した。

 久々の白星とはまたもならなかった芦澤だが、ABEMA PPVなどでの配信で解説した高阪剛氏からは「グラウンドになってからの対応の仕方とか、付け焼刃ではできるレベルじゃないことをやっていたので、練習を重ねてきたんじゃないかと思いましたね」と成長を評価された。一方、勝利の井上は「試合前にあおったんですけど、本当は昔から芦澤選手好きで、やるってなったからには、とことんいくしかなくて言っていました。芦澤選手強かったです。ありがとうございます」と感謝の言葉だ。

 さらに「自分のお父さんが2週間前にガンで緊急手術で危ない状況で今日来れるか分からなかったんですけど今日、なんとか会場ギリギリ来てくれて、お父さん、こんな先の楽しみな息子を見ていたらまだまだ死ねないでしょ。俺と一緒にこれから頑張ろうな」。最後に「秋元強真、首を洗って待っておけ!」と宣戦布告するのだった。