レスリング男子フリースタイル65キロ級で2024年パリ五輪金メダルの清岡幸大郎(カクシングループ)は、自国開催の大一番を心待ちにしている。
今季は10月開幕の世界選手権(カザフスタン・アスタナ)を回避し、9月開幕のアジア大会(愛知・名古屋)に照準を合わせる決断を下した。5日に都内で行われた代表合宿後、報道陣の取材に応じ「そんなにどれも出て優勝できる甘い世界じゃない。自分に厳しく、どうすれば自分の一番の目標(ロサンゼルス五輪)を達成できるかと考えた時に、しっかり絞って、アジア大会と天皇杯(12月、全日本選手権=東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)で必ず勝ち切ると自分の中で決めた」と理由を明かした。
アジア大会では経費削減の観点から選手村は整備せず、既存のホテルとクルーズ船を活用する。異例の形式だが「楽しみすぎて集中が途切れないように自分をちょっと抑えたい」とにっこり。「その競技大会でしか味わえない楽しさ、プレッシャーとかもそうだが、存分に楽しみたい。それができるのは代表になった選手だけの特権なのかなと思っている」と頼もしい言葉を残した。
日本で実施される国際大会は、レスリングの魅力を伝える大きなチャンスだ。「せっかく日本でやるので、レスリングという競技をチーム日本で広めていけたら」。アジア王者を決める一戦を満喫し、頂点の座をつかみ取る。












