〝美食大関〟に復活の兆しだ。大相撲秋場所7日目(19日、東京・両国国技館)、大関琴桜(28=佐渡ヶ嶽)が幕内藤凌駕(23=藤島)を肩透かしで退けて6勝目。1敗で首位を守った取組後は「集中してやりました。体が動いてくれた」と手応えを口にした。
兄弟子で部屋付きの荒磯親方(元関脇琴勇輝)によると、琴桜には幼少期から「食通」の横顔があった。小学4年時には中華料理店でいきなりピータンを注文。通好みの渋い選択に驚かされたという。荒磯親方は「昔から食べるものにもこだわってた。結構〝美食家〟というか、なんでも(食に)手間をかけることを惜しまない子」と証言。毎年部屋で開催されるバーベキューでは、大関昇進後も自らおにぎりを握り、若い衆にも振る舞うという。
部屋内では、幕内琴勝峰が昨年名古屋場所で初優勝し、弟の幕内琴栄峰も急成長中だ。荒磯親方は「〝チーム佐渡ヶ嶽〟として一致団結して盛り上げていく中で、先頭に琴桜がいる」と期待。不振脱出の兆候を見せる和製大関が、賜杯争いを盛り上げる。












