大相撲秋場所6日目(18日、東京・両国国技館)、新入幕の寿之富士(26=伊勢ヶ浜)が幕内千代翔馬(九重)を破って5勝目(1敗)を挙げた。
右を差して前進すると、最後は寄り倒しで完勝を収め「変化してくると思って警戒していた。(相手が)思い切り当たってきたので、体が良く動いてくれた」と納得の表情。千代翔馬とは初対戦で「なんでもしてくる相手。緊張していた。これからも自分から前に出ていきたい」と語った。
2024年春場所で初土俵を踏んだモンゴル出身の新鋭は、十両をわずか3場所で通過。新入幕で迎えた今場所は初日に幕内時疾風(時津風)に屈したが、2日目から怒とうの5連勝となった。
場所前は夏巡業のため部屋の幕内力士が不在で、幕内経験者の十両翠富士、炎鵬らとの稽古で腕を磨いてきた。寿之富士は「場所前の稽古が生きているかな。小兵の相手と取って、そのスピードのついていけるいい練習になった」と手応えを口にした。
同部屋の幕内尊富士は、24年春場所で110年ぶりの新入幕Vを達成。寿之富士は優勝争いでトップの1敗を守ったが「そこは気にせず。上位とはまだ当たってない。とりあえず勝ち越しを目指してやっていきたい」と気を引き締めた。
7日目は三役経験者の幕内王鵬(大嶽)に挑む。実力者との対戦を前に「緊張する。思い切り胸を借りるつもりで、当たっていきます」と言葉に力を込めた。












