総合格闘技(MMA)団体「パンクラス」は21日に都内で会見を行い、レスリング五輪5連覇のミハイン・ロペス氏(キューバ=44)を代表に迎え「パンクラス・キューバ・プロジェクト」を始動すると発表した。

 同プロジェクトは、パンクラスの世界展開を視野に入れ発足された「PANCRASE INTERNATIONAL,inc」の一環として、日本とキューバの格闘技の発展と交流を目的として立ち上げられた。今後はレスリング界のレジェンドであるロペス氏を代表に、プロジェクトの発展と推進に取り組む。

 ロペス氏は「私としてはこのプロジェクトの目的、考えを日本の方と共に進めていきたいです。私にできるかぎりサポートを行っていくつもりです」と意気込み。さらに「きちんと働いて、成果を出していきたいと思います。このプロジェクトがこのスポーツの発展につながるものだと確信しています。史上初の5連覇を成し遂げた経験を活かして、取り組んでいきたいと思います」と力を込めた。

 またキューバ国内でのMMAの普及は現在は限定的であるとして「MMAは、キューバにとって新しいスポーツです。例えば女性のボクシングはなかったが、時代とともに行われるようになった。同様に、MMAについても道筋をつけていきたい」と話す。その展望として「まずはMMAのためのスクールを作る。そのためにどうしたらいいかというところから始めなければいけないと思います。最終的にはMMA選手をキューバで育成していければと思います」と語った。

 レスリングのレジェンドをリーダーに、総合格闘技界に新たな流れを生み出すことができるか。