英スポーツ専門メディア「トーク・スポーツ」が「今のボクシング界で最もパンチ力のある5人」を特集。日本人ボクサーから2人が選ばれた。1位は元世界ライトヘビー級4団体統一王者アルツール・ベテルビエフ(カナダ、21勝1敗、20KO)。そして2位には、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33勝0敗、27KO)が選出された。

 記事では「井上尚弥の直近4試合は異例とも言える12ラウンド全てを戦い抜いたものの、ライトフライ級からスーパーバンタム級まで、対戦相手を失神させる能力は無視できない。将来殿堂入り確実と言われるこの選手はノニト・ドネア、エマヌエル・ロドリゲス、マーロン・タパレス、スティーブン・フルトンといった強豪を打ち破り、その輝かしいキャリアは残酷さと華麗さが絶妙に融合した象徴的なものだ」とモンスターを絶賛。

「彼が長らくウワサされている階級アップを果たした際に、フェザー級で対戦相手に引き続きダメージを与え続けることができれば、彼は間違いなく歴代最強の議論に加わるだろう。いや、すでにその議論に加わっていると言っても過言ではない」と付け加えた。

 さらに3位にはIBF世界フライ級王者・矢吹正道(緑、20勝4敗、18KO)が堂々のランクイン。「矢吹正道ほど執拗にKOを狙うボクサーは少ないだろう。この日本のワイルドマンはパンチに全身の体重を込め、おそらくボクシング界全体で最も破壊的なオーバーハンドパンチを繰り出す。2021年、世界WBCライトフライ級王座をかけて寺地拳四朗を破り(寺地から)ストップ勝ちを収めた初の選手となり世界の舞台にその名をとどろかせた。再戦では判定負けを喫したが、その後7連勝し、うち6試合はKO勝ちだった」などと記した。

 また、4位にはWBO世界ヘビー級王者ダニエル・デュボア(英国、23勝3敗、22KO)、5位にはIBF世界スーパーミドル級王者オスレイス・イグレシアス(キューバ、15勝0敗、14KO)が選ばれた。