ボクシングの元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏が、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の〝危険な展開〟に言及した。

 具志堅氏がYouTube「具志堅用高のネクストチャレンジ」を更新し、元WBA世界スーパーフライ級王者・飯田覚士氏がゲスト出演。〝モンスター〟は年明けに、WBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)との対戦が浮上している。

 具志堅氏はサウスポーのバムについて「足のリズム、ガードの位置、左右の使い方、全てのボクシングの要素を持っている。一発で倒す破壊力はあれだけど、コンビネーションで打つパンチはすごい。サウスポー独特の足の角度を変えながら、ステップの踏み方がすごい」と戦い方を絶賛した。

 その上で「今までの井上チャンピオンの相手は、井上(戦)以外ではちゃんと自分のボクシングをやってるんですよ。だけど日本に来て井上とやる時は、一発があることが頭にあるから、自分のボクシングをやってないんですよ。みんな作戦を変えたりするから、それでやられちゃうわけで」と指摘した。

 さらに2025年9月に井上が判定勝利した元WBA&IBF世界スーパーバンタム王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦を踏まえて「井上のパンチを警戒しているのかわからないけど、手が出ないじゃん。アウトボクシングをしていたじゃん。それだとやられちゃうよね」と力説。

 その上で「バムがそういうのをしないで、いつも通りのボクシングをしてきたら井上も危険。だから作戦を変えてきたら、井上が有利かもしれない。パンチがあるのを怖がらないで、ずっと自分のボクシングをやったら面白い」と実力者同士の好勝負に期待を寄せた。