ボクシングの大橋ジムの大橋秀行会長(61)が、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)の〝対戦計画〟に言及した。

 大橋会長は20日、YouTubeチャンネル「阿部麗也/ボクサートリオch」に、元世界3階級王者で大橋ジムトレーナーの八重樫東氏とゲスト出演。2012年にプロ転向した〝モンスター〟について「ちょっと別格だったよな。ライトフライ(級)の時は減量がキツかったから、体重を上げていけば全然強くなると思った」と振り返った。

 八重樫氏は同年6月に井岡一翔(現・志成)とWBA、WBC世界ミニマム級王座統一戦で対戦し、判定負けを喫した。大橋会長によると、試合前に当時高校3年生だった井上を八重樫氏のスパーリングパートナーとして招聘したという。「あまりやるとダメージを受けちゃうから、その時から10日に1回とか。その時もロードワークを休んで万全にしてきて、松本(好二チーフトレーナー)と俺たちで採点をつけて。普通に採点をつけると(八重樫氏が)負けてるんだよな。その時は励ましの言葉じゃなくて『井上相手にここまでやれたら絶対勝てるよ』と。本当に言った」と明かした。

 八重樫氏も「自分が一回、世界チャンピオンというのを置いておかないと。ただ一ボクサーとして、井上尚弥とスパーリングするみたいな」と、モンスターとの練習を振り返った。

 井上は来年に世界3階級制覇王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)と激突する見込みだ。若手主体のフェニックスバトルを開催している大橋会長は、今後の計画にも触れ「フェニックスバトルとか入るよね、12月のマッチメークも今やって。あと来年の2月、大きな試合と言ったらわかっちゃうかな。それも今動いていて。それが終わったら次にまた、とてつもないところでやる」と〝メガマッチ〟を示唆していた。