ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元世界3階級制覇王者・中谷潤人(M・T)の再戦実現に今から期待が高まっている。井上と中谷は5月に東京ドームで激突。判定3―0でモンスターの完勝に終わった。

 一方の中谷は、再起へ向けて始動。米国の権威ある専門誌「ザ・リング」が定めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位を改めて目標に掲げ、将来的には井上との再戦も希望している。

 元OPBF東洋太平洋バンタム級王者でトレーナーの椎野大輝氏は自身のYouTube「GACHIBOX CHANNEL」で、中谷がPFP1位となる可能性について言及。「井上尚弥選手との再戦にこぎつけること。ただ、スーパーバンタムで同じ条件でというより、フェザー級で統一戦が手っ取り早い。井上選手がいるうちはPFP1位になれない。そこを(直接対決で)超えるのが一番。みんなが納得するPFP1位の取り方かな」と指摘した。

印象的な光景!リング上で笑い合う中谷と井上
印象的な光景!リング上で笑い合う中谷と井上

 中谷と井上の今後については「(中谷は)まずはスーパーバンタム級で(ベルトを)取ると思う。井上選手も次、うわさされているバム(ジェシー・ロドリゲス)との一戦が終わったらフェザー級に行くと言ってるんですけど、フェザー級で一気に統一戦はないと思う」と予測する。

 その上で「(井上のフェザー級転向と同時期に)中谷選手がフェザー級でタイトルを取れるように。今年試合をしないんであれば、来年の前半ぐらいにスーパーバンタム級(王座)を取って、早めにフェザー級に上げてチャンピオンを誰か倒すのが必要になってくる。フェザー級でお互いベルトを持った状態で統一戦」と再戦シナリオを指摘した。

 最後に椎野氏は「中谷選手がここからさらに強くなって、もう一回、中谷vs井上尚弥にこぎつけてほしい。フェザー級で再戦を見たい。中谷選手がそこにたどりつけるように頑張ってほしい。まだまだ若いんで、伸びしろばかりだと思う。より強くなって帰ってきてほしいなと思ってるんで、頑張ってください」とエールを送った。