まさかの敗戦だ。愛知・名古屋アジア大会レスリング女子57キロ級準決勝(稲永スポーツセンター)で、パリ五輪53キロ級金メダルの藤波朱理(レスター)が北朝鮮選手に敗れ、公式戦の連勝記録が「155」でストップした。

 初戦、準々決勝を勝ち上がった藤波だったが、準決勝は北朝鮮選手に苦戦。序盤からリードを許し、0―10のテクニカルスペリオリティー負け。国際大会では初の黒星で2017年9月から続いていた連勝記録も途切れた。

 パリ五輪後に階級を53キロ級から57キロ級に変更。その後も順調に白星を重ねるも、地元・三重の隣県で開催された「アジア大会版五輪」で悲劇が待っていた。

 57キロ級に転向して迎えた最初の国際大会。「女子レスリングの57キロ級はアジア勢がすごく強い。厳しい戦いになる覚悟はできているが、チャレンジャーとして攻めるような気持ちで、自信を持って一歩踏み出したい」と語っていた藤波。伏兵相手に悔しい結果となった。