愛知・名古屋アジア大会のレスリング女子76キロ級決勝(2日、稲永スポーツセンター)、2024年パリ五輪金メダルの鏡優翔(サントリー)が、エルミラ・シズディコワ(カザフスタン)を5―1で破って金メダルを確認した。
第1ピリオドに先制を許すも、第2ピリオドに逆転。試合後に前十字じん帯の断裂を明かしたが、ケガに耐えながら戦い抜いた。女子最重量級では2002年釜山大会の72キロ級を制した浜口京子さん以来の快挙。試合後には観客に大きく手を振って喜びを噛みしめた。
試合後の鏡はケガについて「みんなから『出場するな』と言われた。頑固な私は『いいえ、何があってもアジア大会には出場する』と断言した」と回想。強い気持ちで挑んだことで「最終的に頭に浮かんだのは、これまで積み重ねてきた練習、私の決意だった。すべてを乗り越えられるという自信だった。だからこそ、最後まで自分を信じ続け、あの逆転劇を成し遂げることができた」と振り返った。
鏡が見据えるのは2028年ロサンゼルス五輪。「この経験を通じて、何が起ころうとも、強い心構えがあれば必ずはい上がれるということを学んだ。これからどんな選択をしようとも、私の進む道は変わらない。ロス五輪で日本代表の座を勝ち取り、金メダルを獲得したい」と決意表明。五輪連覇へ、これからも戦い続ける。













