日本相撲協会は7日、年寄井筒(元幕内明瀬山)が同日付で退職したことを発表した。

 愛知・春日井市出身で、埼玉栄高から日大を経て木瀬部屋に入門。2008年初場所は本名「深尾」のしこ名で初土俵を踏んだ。10年九州場所で新十両、16年春場所で新入幕。現役時代の最高位は東前頭12枚目。

現役時代の明瀬山(2021年)
現役時代の明瀬山(2021年)

 独特な風貌と体形でも注目を集め、肌の質感がパン生地をほうふつさせることから一部で「パンの山」の愛称でもファンから親しまれた。また、土俵外では漫画やアニメ作品、ゲームを愛する〝オタク力士〟としても話題となった。

 23年秋場所で現役を引退し、年寄「井筒」を襲名。木瀬部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていた。