ボクシングのWBAアジア・スーパーフェザー級王者の中川麦茶(ミツキ)が自身のYouTubeチャンネルで、那須川天心(帝拳)を巡る〝不可解ランキング〟について取り上げた。

 9月27日に行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで挑戦者・那須川天心(帝拳)が王者・井上拓真(大橋)に0―3で判定負けし、王座奪取に失敗。昨年10月の王座決定戦に続いて連敗を喫した。

 そうしたなか、WBAが9月30日(日本時間10月1日)に9月度の世界ランキングを発表し、天心は6月度の同級8位から3位に急上昇(WBC王座挑戦のため7月度と8月度はランク外)。敗戦にもかかわらず〝ランクアップ〟したことが物議を醸している。

 中川は「日本ランキングとかでは、負けてランキング上がるとか例外はなかったと思う。引き分けで上がるというのはあるんですけどね。10位の選手が1位の選手と試合をして引き分けだった、10位から9位に上がったりとかはまれにある。だけど、基本的に負けたら絶対(最低でも)1個か2個は下がる。どんだけ強敵とやろうが」とランキングのシステムを解説する。

 続けて「(天心は)6月時点で8位が、拓真に負けた後、9月末の最新ランキングで3位にジャンプアップしていたというのがXで話題になってる。『天心だけおかしくないか』という声がすごいんですけど」とファンの反応を取り上げた。

 その上で「私、今年でプロ19年目になります。19年プロボクサーやって、ことごとく運に見放されてきた中川麦茶からコメントするとすれば、こういうのも実力のうちなんですよ。天心のスター性あってのことで。彼のカリスマ性だったりとか、いろいろあってのことなんですよ。だって、4団体にそう思わせたんだから。もし仮に天心が意図的に優遇されているのであれば、それも天心の実力だと僕は認めます」との見解を示した。