セ2位の巨人が18日のDeNA戦(横浜)に3―4でサヨナラ負けを喫し、3連戦は黒星スタートとなった。
初回に先制しながら直後に逆転を許す苦しい展開となった中、打線は5回に浦田の犠飛で1点差に追い上げ、8回には佐々木の適時二塁打で同点。執念を見せたが、9回から登板した4番手・田中瑛が3四死球で二死満塁のピンチを招き、最後はルーキー・宮下に中前適時打を許した。橋上監督代行は「慎重にいかざるを得ないのは重々分かるところなんで、仕方ない。残念でした」と落胆する右腕を擁護した。
接戦を落とし、首位・阪神とは3ゲーム差に拡大。痛い敗戦となったものの、逆転優勝に向けて朗報も届きそうだ。左太もも裏の肉離れで離脱しているエース・戸郷翔征投手(26)が〝超回復〟を見せているのだ。
右腕は7月7日の阪神戦(東京ドーム)で走塁時に負傷。当時はチーム関係者の間から「正直、奇跡的に間に合ったとしてもポストシーズンで投げられるかどうか…。チームにとってはかなりの痛手だけど、基本的には今季は厳しいと考えた方がいいのかな」と絶望視する声も上がったほど〝重傷〟とみられていた。
ところが、今月に入って戸郷はライブBPに登板。打撃や走塁練習も行うなど、実戦復帰に向けて順調な調整を重ねており「驚異的」では片づけられないほどのV字回復を見せつけている。
ポストシーズンどころか、シーズン最終盤の優勝争いまでに一軍復帰がかなえば、戦力強化だけにとどまらない追い風も見込める。
前出関係者は「2年前の優勝を知る大黒柱が帰ってくるなら投手陣にとってもかなり大きいよ」とした上で「当時を経験していない若手投手も多いし、正念場の戦い方を知っている戸郷の存在は投手陣の精神的支柱にもなる」と前のめりとなるのも当然だろう。
V奪回へ、ラストピースとなりそうなエースの〝超速帰還〟。虎をまくるためにもこれ以上引き離されるわけにはいかない。












