阪神は16日の広島戦(マツダ)に8―1で大勝し、連敗は「2」でストップ。巨人との2ゲーム差の首位を堅守した。

 初回から佐藤輝明内野手(27)が鯉先発・森の138キロのツーシームをとらえた。打球はバックスクリーンに突き刺さる28号2ラン。ゆっくりとダイヤモンドを一周し、ベンチで待ち構えたナインから祝福された。

「もう大きかったですね、チームとしてね」と振り返り、29号でトップに立つ森下とのキング争いについては「まあ、僕はね、自分の数字に集中してやれることをやりたいですね」とあくまで自身の打撃に目を向けた。藤川球児監督(46)も「素晴らしい形だと思います」と絶賛した。

 2回以降は森の前に苦しんだが、2―1の7回には無死一、三塁から坂本、代打・伏見の適時打で2点を追加した。さらに8、9回にも鯉リリーフ陣を攻め立て、坂本、大山の適時打などで4点を奪って一気に突き放した。 

 投げては先発・伊原が5回2安打1失点の粘投で今季4勝目。木下→ドリス→岩崎→及川が無失点リレーでつなぎ、3連敗を阻止した。

 巨人、広島との敵地6連戦は4勝2敗と勝ち越し。指揮官も「いい1週間になったと思いますので、来週もいい1週間にできるように、チームとして全体をきっちりまとめて、来週戦うということになります」と言葉に力を込めた。