第108回全国高校野球選手権大会の第12日第4試合は横浜(神奈川)が霞ケ浦(茨城)に5―2と逆転勝ちし、8強入りを果たした。

 1点を追う5回、二死満塁から千島(3年)が2番手・稲山(2年)のフォークを拾って右前に運び、2者が生還。逆転に成功すると、続く小野(3年)も右翼線にはじき返す適時二塁打を放って一挙4点とリードを広げた。

 6回からは先発した小林(2年)に代わってエース織田(3年)が登場。150キロ台のストレートとカットボール、スライダー、フォークで付け入るスキを与えず、4イニングを無安打、無失点、7奪三振の圧巻投球で締めくくった。織田は「いつでもいける準備はしていた。絶対にそのまま勝ちたいと思った。高めが多かったけど、ゼロに抑えられてよかった」と安堵の表情を見せた。

 この日も大歓声を浴びてマウンドに向かい「前回同様に楽しいというか、すごくうれしい。甲子園は慣れましたけど、ああいう歓声はすごくうれしいです。マウンドに上がるだけで、というのは今までなかった。それだけ見られていると思うし、それを力に変えて、チームの勝利に貢献できればと思う」と汗を拭った。