規格外男の一撃に黄色と黒は熱狂し、オレンジ色は戦慄した。
阪神・佐藤輝明内野手(27)が11日の巨人戦(東京ドーム)の9回に今季24号となる2ランをマーク。「NPBプラス」の計測によると、打球速度は180・1キロ。飛距離146・3メートルという特大弾だった。
この日ここまで4打数無安打1四球と快音に見放されていた虎の4番が第5打席に入ったのは7―1と大差リードの9回一死一塁。相手左腕・代木が投じた2球目のカットボールが甘く入ると、力感が抜けたしなやかなフォームでバットを一閃。「確信歩き」の悦楽にひたりながら見送った白球は、球場右中間上部に設置された大型ビジョン看板の中央付近を直撃した。
近本の先制2号ソロ、森下の26&27号ソロも飛び出したこの日は、計4発の空中戦で巨人を9―1と粉砕。看板直撃弾に贈られる「ビッグボードホームラン賞」の賞金100万円をゲットした背番号8は「いい当たりでした。良かったです」と試合後はニンマリ顔。賞金の使い道について問われると「まだ決めてないですよ」と相好を崩した。












