きょうだいVに王手だ。卓球のWTTチャンピオンズ横浜最終日(9日、神奈川・横浜BUNTAI)、男子シングルス準決勝が行われ、張本智和(トヨタ自動車)が松島輝空に4―2で勝利。2年連続優勝へ、マジックを1とした。

 日本勢対決でエースが底力を示した。世界ランキング3位の松島に対し、同5位の張本が第1、2ゲームを連取。第3ゲームは松島に屈し、第4ゲームもジュースの末に奪われる。嫌な流れで第5ゲームを迎えるも、張本は中盤以降に突き放して勝利に王手をかけた。第6ゲームは一進一退の攻防。張本は緩急のつけた攻撃で松島のリズムを崩し、突き放した。

 すでに妹の張本美和(木下グループ)は決勝進出を決めている。兄は「1回戦と2回戦で苦しい経験をしたと思うけど、妹もいつも通りをちゃんとできれば全員勝てると思う」と期待を寄せており、同時制覇に向けて「しっかりできるように準備したい」と力を込めていた。

 妹は陳幸同(中国)、兄はオ・ジュンソン(韓国)と決勝で対戦する。歴史的快挙へ、最後の力を振り絞る。