女王の壁は厚かった。愛知・名古屋アジア大会の卓球女子団体決勝(24日、スカイホール豊田)、日本は中国と対戦して0―3で敗れ、60年ぶりの金メダルには届かなかった。

 日本勢最上位の世界ランキング3位につける張本美和(木下グループ)は、第2試合で同1位の王曼昱と対戦。第1ゲームを奪うと、第3ゲームを終えて2―1と勝利に王手を懸けた。しかし、第4ゲームを6―11で落とし、第5ゲームはジュースの末に10―12で屈した。試合後には「自分が攻めてる時はもちろんいいけど、相手に攻められた時に、自分が耐えきれないでミスしてしまうところがあった」と悔しさをにじませた。

 女子団体決勝前に行われた男子団体決勝では、日本が中国に3―2と逆転勝ち。60年ぶりの金メダルを手にした。「本当にすごいなと思ったし、特に最後の松島(輝空)選手はあっという間にマッチポイントまでいった。点数を見ていて、最後のプレーだけは映像で見たけど、やっぱりかっこよかった」と率直な思いを口にした。

 次なる戦いは個人戦。今後もハードスケジュールが続く中で「今日はブロックの部分ではすごくいい準備ができたし、得点にもつながった」と手応えもつかんだ。今大会の借りは今大会で返す。