卓球のWTTチャンピオンズ横浜(神奈川・横浜BUNTAI)の結果に対し、中国メディアが苦言を呈している。

 今大会の中国勢は男女で明暗が分かれる形となった。女子はベスト4のうち、張本美和(木下グループ)をのぞく3選手が中国勢。男子は誰1人ベスト8に進むことができずに全滅した。女子は9日の準決勝で王芸迪が張本に敗れたものの、決勝は陳幸同と張本が相まみえる。

 男子は世界ランキング1位の王楚欽と同6位の林詩棟が出場していないが、早期の敗退は王国らしからぬ失態だ。中国メディア「新浪体育」は「WTT横浜大会では、中国の男子選手は誰も準々決勝に進出できなかった一方、女子選手は3人が準決勝に進出した。明らかに男子チームはより深刻な問題を抱えている」と報じた。

 さらに「卓球の王国である中国がまたもや苦戦を強いられ、男子チームの選手は誰も準々決勝に進出できなかった。日本の地でこのような屈辱的な敗北を喫したことは、またしても屈辱的な経験となった。主力選手が休養を取っているという表面的な状況の裏で、男子チームは世代交代の危機に直面している。王楚欽や林詩棟といったスター選手の長年にわたる活躍は、選手育成と世代交代における根深い問題を露呈させた」と糾弾した。

 今大会の男子は松島輝空、張本智和(トヨタ自動車)、篠塚大登(東都観光バス)の3選手が準決勝に進出。「中国男子チームの育成における人材不足という問題は決して軽視できない。日本チームは中国にとって最大のライバルとなっている」と伝えた。

 男子のパフォーマンスには中国メディアも不満が溜まっているようだ。