愛知・名古屋アジア大会の陸上女子七種競技(25日、パロマ瑞穂スタジアム)で、日本記録保持者の田中友梨(スズキ)が同種目で日本勢初の金メダルを獲得した。

 2日目は走り幅跳びで順位を上げると、得意のやり投げで他選手を引き離した。最終種目の800メートルは2分15秒61で駆け抜けた。5920点で頂点に立った日本のエースは「アジア大会というのに加えて、私の地元だったので、すごく思いも強い試合だった。まずは一番目標にしていた金メダルを取れてすごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 アジア女王の座を勝ち取ったが、世界との差はまだまだ大きい。「今は日本国内で勝てていても、自分の目標としている五輪に出るためには点数を上げないといけない。まずは土台の部分から」と冷静に分析。その上で「海外の選手はひと回り体が大きいので、そういったフィジカルの部分を上げるところをベースにしていきたい」と展望を語った。

 今後に向けては「実力をちゃんと上げて、しっかり実力で勝負していきたいなと思っている。次の世界陸上につなげられたら」と意気込んだ。