愛知・名古屋アジア大会の卓球男子団体(スカイホール豊田)で銀メダルだった中国に対し、母国メディアから厳しい声が上がっている。
24日の決勝では日本に2―3で敗戦。第4試合でエースの王楚欽が張本智和(トヨタ自動車)にストレート負けを喫すると、第5試合では温瑞博が松島輝空に敗れた。中国メディア「澎湃新聞」は「スポーツにおいて勝ち負けはつきものだが、今回の敗北は多くのファンにとって受け入れがたいものだった」と報じた。
2年前のパリ五輪シングルス準々決勝では樊振東が張本に0―2から逆転勝ち。「この激闘は中国卓球史に残る最も象徴的な瞬間の一つとして語り継がれている。幾度となくプレッシャーに耐え抜いた」と指摘。ファンからは「樊振東をしのぶ」との声が相次いだという。
同メディアは「単に樊振東のアジア大会欠場を惜しむ気持ちではなく、闘志と不屈の精神を呼びかけるものだ。若いアスリートには成長の余地が必要であり、主要大会での失敗から学ぶことは確かに育成において必要なステップだが、この問題を単に『若さ』で片付けることはできない」と糾弾した。
その上で「今回の敗北のより深い理由は、才能選抜、主要大会での経験、精神のタフさの育成など、多方面にわたる長年の構造の矛盾の結果であり、決して当日のパフォーマンスだけの問題ではない。一度の敗北は大したことではない。古い考え方で新たな課題に立ち向かうことこそが問題なのだ」との見方を示した。
「アジア版五輪」での敗戦は、中国にとって相当大きな衝撃だったようだ。












