アジア大会卓球男子団体決勝で日本に敗れた中国で、松島輝空が話題となっている。

 決勝では張本智和(23=トヨタ自動車)が温瑞博、世界ランク1位の王楚欽から2勝。19歳の松島輝空が温を下し、60年ぶりに金メダルを獲得した。

 歴史的一戦について、中国メディア「澎湃新聞」は「中国代表には『松島輝空』が必要だ」と題した記事を報道。「まさに張本智和と松島輝空が試合の勝敗を左右した。中国チームに欠けていたのは、まさに松島輝空のような存在だった」と指摘した。

 同メディアは松島の成長、追い上げが張本をさらに強くする相乗効果があったと分析。「松島輝空の意義は、単に何試合勝ったかという点にとどまらない」「チームとしての衝撃力は、内部に追い上げ役が存在することで引き出されるものだ。松島輝空こそが、その追い上げ役だ」と続けた。

 その上で「中国代表の若手選手たちには、なぜ鋭さが欠けているのか。問題は、温瑞博や林詩棟が努力不足だったことではなく、彼らには松島輝空のような『絶対に頭角を現してやる』という自信と気概が欠けていたことにあるのかもしれない」と中国代表に松島のような存在がいないことを問題視した。

 歴史的一勝で、松島の成長にさらに注目が集まっている。