元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔氏が8日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。高市早苗首相が熊本地震の被災地を訪問したことを伝える動画が〝炎上〟している件にコメントした。

 首相官邸の公式X(旧ツイッター)は3日夜、「高市総理による、令和8年熊本地震による被災状況視察のための熊本県訪問の様子です」との文言とともに2分弱の動画をアップ。BGMとともに高市首相が現地の人々と言葉や握手を交わす場面が収められていたが、ネット上では「首相のプロモーションビデオのようだ」などと批判の声があがっている。

 西脇氏は「私はこの動画はダメだと思います」とキッパリ。「撮り方が、多分素人の方じゃないような撮り方になってる。慣れた方というか、もしかしたらプロの人かもしれませんけれども、(そういう人が)撮影してるアングルなんですよ」と分析した。

 続けて「これ、高市総理のすぐ肩の後ろにカメラがあって、相手方の被災者の方を映している。もしくは被災者の方の肩の後ろからカメラを撮っている。そういった映像っていうのは、その場所にカメラマンがいる(ということ)」と指摘した。

 通常の報道カメラマンであれば、邪魔にならないように距離をとって撮影するが、この動画はかなり首相に近い位置で撮影されており、「この現場を引いた絵で見ると、被災者の方がいる、高市総理がいる、そのすぐ周りをぐるぐるぐるぐるカメラマンが回っているっていう、そういった形にもなっている」と主張。「そういった映像の中には、被災者の方と握手するシーンがスローモーションになっていたりとか、演出をかけたような。『その撮影をするために現場に行ったんですか?』っていう。淡々とここではもう、そういった支援だけを伝えればよかったのにって(思う)」と私見を述べた。