ダイアナ妃の元執事が、ダイアナ妃の弟であるチャールズ・スペンサー伯爵の回顧録について沈黙を破り、辛らつなメッセージを発信した。英紙エクスプレスが24日、報じた。
ダイアナ妃の元執事ポール・バレル氏は、王室ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏の番組に出演し、ダイアナ妃の死去時に国王が「興奮で舞い上がっていた」というスペンサー伯爵の回顧録による主張に異議を唱え、伯爵を「嫉妬深い」と非難した。
バレル氏は1976年にエリザベス女王の従者を務めてから、87年にチャールズ皇太子(当時)とダイアナ妃の執事となり、その後92年からはダイアナ妃の専属執事として、97年に妃が悲劇的な死を迎えるまで従事した。
同氏はモーガン氏との独占インタビューで、回顧録は「姉のダイアナ妃のことよりも、スペンサー伯爵のことを多く描いている」と批判した。
さらに「彼が書いたかなり悪意に満ちた復讐心に満ちた視点」は、97年にダイアナ妃が亡くなる前に多くの時間を過ごした自分にとって、全く理解できないものだと主張した。
バレル氏は、ダイアナ妃の死後、チャールズ国王がパリに到着した際に自分もその場に居合わせたが、伯爵が描写した「興奮で浮かれていた」という描写は真実とはかけ離れていると証言している。
「国王はダイアナ妃が亡くなった時、興奮で舞い上がっていたと書いているが私はパリにいて、国王に会った。彼は打ちひしがれていた。ひどく落ち込んでいた」。
同氏はさらに、チャールズ国王がダイアナ妃が姉妹たちと共に眠る部屋を出た時、明らかに泣いていたと語り「彼の目は充血していた。彼は顔色が悪く、おびえていた。スペンサー伯爵がチャールズ皇太子について言っていることは私には理解できない」と断言した。
バレル氏はきょうだい間の「断絶した」関係と、ダイアナ妃と彼女の家族全体との関係についても強調した。「彼女の人生の最後の5年間については、彼が何も知らないため、本の中ではかなり曖昧に書かれている」。
同氏は「伯爵はダイアナ妃の世界の一部ではなかった。彼女の成功と、世界中の人々から寄せられた愛情に嫉妬していたのです」と最後まで強い口調で伯爵を糾弾していた。












