【ニュースシネマパラダイス!】どうも! 有村昆です。サッカー北中米W杯はスペインが優勝して閉幕。優勝カップを掲げる時、トランプ米大統領が居座って話題になりました。あの場でも注目をかっさらうトランプ大統領のしたたかさ、強引さは本当にさすがとしか言いようがありません。いろいろな意味で歴史的な瞬間でした。
そのようなニュースに関連した作品を紹介しましょう。8月21日公開の新作映画「グレイ・ミッション」です。したたかで強引な手段で悪を制す、裏社会専門エージェントの戦いを描きます。
天才的な頭脳を持つ元イギリス海兵隊のシド(ヘンリー・カビル)と、高い戦闘能力を持つ元米国海軍のブロンコ(ジェイク・ギレンホール)は凄腕のエージェント。敏腕弁護士のレイチェル(エイザ・ゴンザレス)に雇われ、10億ドルを奪って姿を消した独裁者を追う――というストーリーです。
今作のポイントは、決してヒーローの物語ではないという点です。悪人をこらしめるんだけど、悪人よりも上手な悪をたくらんで倒すんですよ。まさに毒をもって毒を制すやり方なんです。ヒーローのように正攻法でいくのではなく、悪党が嫌だなと思う方法を裏から攻めていく。法律的にちょっとスレスレな作戦で相手をだまし破壊する。バディが善人だから勝つわけではなくて、悪人よりもさらに悪を考えるから勝つというダークヒーローな2人の活躍が面白かったです。ここまで極端な話ではないですが、ビジネスでもなんでもやはり物事を成功させようと思ったら多少の強引さは必要なのだと今作を見て感じましたね。
そう考えると、やはりトランプ大統領は根っからのビジネスマンですね。過激な発言、強引で大胆な行動は反発も生みますが、その圧倒的な存在感で各国は翻弄されています。大国のトップを務めるにはあれくらいのしたたかさがないといけないのかもしれません。
上映時間も97分と短く、エージェントの肉弾戦も非常にテンポが良い上に、頭脳戦もクオリティーが高い。フィジカルとメンタルのバランスが絶妙で見応えがありました。スパイ映画のノリもあるけど荒唐無稽ではなく、最後のどんでん返しまで含めて素晴らしい娯楽映画です。ぜひ劇場でご覧ください。











