提供した「冷やしかにラーメン」で集団食中毒を引き起こした〝闘う料理人〟こめおが12日、自身のXを更新し、出演番組での稚拙な発言を謝罪した。

 8月22~23日に開催された「麻布十番納涼まつり」で、こめおが提供した「冷やしかにラーメン」を食べた78人が体調不良を訴えた。その後、9月3日に保健所からサルモネラ属菌が検出されたことが発表され、「割烹こめを」は7日間の営業停止命令を下された。

 問題視されたのは、同店の衛生環境。11日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」は同店を取材し、その結果、法律で義務づけられた衛生管理表の記録をしていなかったことが判明した。

 番組でこめおは「優先順位が下がってしまった」「根本の衛生管理に対する意識の甘さがあった」などとコメント。ずさんな対応にはSNS上で批判の声が寄せられている。

 これを受け、こめおは12日にXで「ニュースをご覧になった方もいらっしゃると思います。今回、ニュースの取材をお受けしたのは、これまでメディアやSNSを通じて発信してきた当事者として、今回の責任を重く受け止め、誠実に向き合うべきだと考えたためです」と説明。

 続けて「取材の中でもお話しさせていただきましたが、何よりもまず、今後の飲食店運営において衛生管理を徹底していくことが最優先であると考えています。今回の件を通して、自分自身、これまで衛生管理について理解していたつもりでしたが、実際の現場での徹底が甘かったことを痛感し、深く反省しております」とつづった。

 今後は、衛生講習を受けることだけでは終わらせず、従業員の健康管理、定期的な検便、手洗いや消毒などの日常的な衛生管理、調理場の清掃・消毒、食材の温度管理や保管方法など、各工程を再点検していくという。

 テレビ番組内の発言についても「今回の取材では、私の説明不足や不適切な言葉選びにより、誤解やご不快な思いを与えてしまう表現がございましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。

 その上で「改めてにはなりますが、最も大切なのは言葉で伝えることではなく、現場で衛生管理を徹底し、それを継続していくことになりますので、今回のことを決して一過性のものとせず、飲食に携わる人間として衛生管理に対する意識と仕組みを一から見直し、信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」と誓っている。