ナレーターとしても活躍した俳優の森本レオさん(本名・森本治行=もりもと・はるゆき)が、4日に亡くなっていたことが分かった。享年83。11日、所属事務所が書面で明らかにした。
「原因不明の突然死」によるもので、とても穏やかな顔で旅立ったという。葬儀は森本さんと遺族の意向で、家族のみで執り行われた。お別れの会などは予定していない。
森本さんは大学卒業後の1967年にNHK名古屋放送局の「高校生時代」でデビュー。俳優として映画「オレンジロード急行」や「キッズリターン」、ドラマでは「花へんろ」「愛という名のもとに」「ロングバケーション」「PS羅生門」などに出演。やさしい語り口でナレーターとしても一時代を築いた。
プロレスにも造詣が深かった。プライベートで観戦すること多数。81年2月には故アントニオ猪木さんの控室を訪れ、激励したこともある。森本を知る人物は「〝燃える闘魂〟の猪木派でしたね。多くのレスラーとも交流があった」と明かす。
10年に心筋梗塞で入院。退院後は仕事をセーブし、健康に留意した生活を送るようになった。
最近は家族と離れ、都内で一人暮らししていた。不仲による別居ではなく、本人のこだわりによるものだった。
「駅周辺をグルグル散歩している姿を見たことがあります。3時間前に見た場所で、3時間後も見ました。健康のためのウォーキングが日課になっていたそうです」(同)
森本さんは一部メディアの取材に「テレビ見ながら笑って、ふっと息絶えたり、散歩の途中でベンチに座って、寝たまま逝っちゃえばいいなぁと思いますね(笑)」と語っていた。
「原因不明による突然死」で穏やかに亡くなったのならば、本人も悔いはないのかもしれない。












