イングランド・プレミアリーグのリバプールで監督を務めたユルゲン・クロップ氏が、指揮官時代にフランス代表FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)の獲得を極秘で試みていたことを明かした。
英紙「サン」によると、クロップ氏は9日(日本時間10日)、フランスが2―0でモロッコに勝利した北中米W杯準々決勝を「Magenta TV」の現地リポーターとして解説した。
その際にクロップ氏は2017年にフランス1部モナコに在籍していたエムバぺに注目し、獲得に動いていたことを明かした。同氏は当時、英国・ブラックプールからフランス・ニースまで飛行機で訪問したという。「ニースでは、エムバペの家族全員が乗り込んだ。5部屋ほどもあるプライベートジェットだったんだ」「私たちは円を描くように飛行し、家族と話し、おいしい食事を楽しんだよ」と回想。空の上で会合を開いたことを打ち明けた。
クロップは全力で口説いたものの、エムバペはモナコから同じリーグのパリ・サンジェルマンへ移籍した。名将は当時を思い出しながら「私たちは(交渉を)見られることを許されなかった。素晴らしかったよ。そして、彼はパリへ行ったんだ」としみじみ語った。
この試合後、クロップ氏はエムバペを笑顔でたたえる場面もあった。かつてほれ込んだスターの活躍に、喜ばずにはいられなかったようだ。












