西武は30日のソフトバンク戦(東京ドーム)に0―6で零封負けを喫し、首位陥落。西口文也監督(53)は「そこは全く気にしていない」と冷静さをにじませた一方、沈黙した打線に発破をかけた。

 打線は相手先発・上沢を攻略できず、6回4安打。数少ない好機をものにできなかった。0―0の3回一死から西川が相手失策で出塁し、滝沢の左前打で一、二塁。しかし、後続・長谷川が三ゴロに倒れ、先制機を逃がした。

 4点ビハインドの5回に小島、渡部の連打で無死一、二塁と再び得点機をつくったが、後続3人は三振とゴロに打ち取られ、ここでも無得点。以降は8回まで鷹投手陣に3者凡退と封じ込まれ、最後まで反撃の糸口をつかむことはできなかった。

 自軍先発の平良は0―0の4回、一死満塁から後続・海野に適時二塁打を浴びるなど打者一巡の猛攻を許し、この回一挙4失点。それでも5、6回は立て直し打線の援護を待ったが、その粘投も報われなかった。

 試合後、指揮官は先発右腕の投球について「立ち上がりは非常によかった。スピードも変化球もよかった。本当にあのイニングだけ」と振り返った上で「今日は守備でも打撃でも、思い切りがなかったように思う。なんとかこの悪い流れを断ち切るためには、投手力というより、やっぱり打って勢いをつけていかなければいけないと思うので、そこの対策を明日しっかりやっていきたい」と得点力不足を課題とした。