巨人は30日のヤクルト戦(弘前)に3―4で逆転負けを喫した。大勢―マルティネスの「勝利の方程式」が崩れ試合をひっくり返された。試合後、杉内俊哉投手チーフコーチ(45)が両投手について言及した。

 試合前まで2試合連続の失点と不安定な投球が続いていた大勢は、3―1の8回に登板。先頭・長岡に四球を与えると、続く赤羽に左前打を浴びて無死一、二塁のピンチを招いた。一死後、代打・中村の場面で一塁走者・岩田に盗塁を許し、一死二、三塁。さらに暴投で1点を失い、中村の二ゴロの間にも三塁走者の生還を許し、試合を振り出しに戻された。

 3―3の9回は守護神・マルティネスが登板。しかし、先頭・松下の投ゴロを処理した際に一塁へ悪送球し、走者を二塁まで進めた。その後、犠打で一死三塁とされ、増田の遊ゴロの間に勝ち越し点を献上。続く長岡の打席で堀田に交代し、マウンドを降りた。

 揺るぎない信頼を寄せてきた勝利の方程式が崩れた。杉内投手チーフコーチは、大勢について「それ(地方球場のマウンドの影響)もあるかもしれないですけどね。本人もかなり悔しいでしょうけど、チームには絶対に必要な存在なので乗り越えてもらうしかないですね。毎年こういうことがあるのでね、1回抑えれば自信もつくと思います」と復活に期待を寄せた。今後も8回を任せる方針か問われると、「その予定にはしています」と明言した。

 一方、マルティネスについては「慣れない球場でってのもあると思うし。エラーが絡んでますからね。そのへんはね。アウト取れるものはしっかり取らないといけないですね」と振り返った。