阪神は28日の広島戦(マツダ)に12―3で快勝し、連敗を「2」でストップさせた。先発・高橋遥人投手(30)は6回まで97球を投げ、8安打3失点。12球団最速、セ・リーグでもぶっちぎりの今季10勝目をつかんだ。
球団では79年ぶりとなる開幕10連勝の快挙で本人は「成績は自分でも思ってもないような感じになっていて、うれしいです」とうなずいた。
序盤は鯉打線に苦しめられた。1点リードの2回には佐々木に右翼ポールを直撃する同点ソロを浴び、4回には自身のボークなども絡んで一時勝ち越しを許した。それでも森下と佐藤のアベック弾が飛び出すなど劣勢を覆してもらい「今日は(味方に)めちゃくちゃ助けられているんで、感謝したいですし。投げていても苦しいところがあったので、もっとやんなきゃなって感じです」と振り返った。
高橋はチームが6勝12敗と大苦戦した交流戦でも勝ち頭として君臨。3勝0敗、防御率1・29と無双投球を披露し、優秀選手賞にも輝いた。それでもパの速球派投手から刺激を受けたといい、自身の現状に満足することなくさらなる高みを目指している。
「セ・リーグにも球が速いピッチャーはいますが、やっぱり(パの)球が速いピッチャーは見ちゃいましたし。どこから見ても球が速いのは魅力的だなと。自分の(投球)フォームをしっかり見つめ直して、球を速くできるように頑張っていきたいですね」
中でも目を奪われたのはオリックスの最速158キロ右腕・寺西成騎投手(23)だ。「プロのボールだなと思いましたね」と高橋らしい表現で脱帽し「フォームにしてもベンチから見ていると、(テレビ)画面で見ているのと印象が違った。めちゃくちゃ球が速く見えました」と驚きを隠せなかった。
プロ9年目の今季は初の開幕ローテ入りを果たし、驚異の防御率1・29。破竹の勢いで勝ち星を積み上げる中でも浮かれることなく、理想の姿を追い求めていく。













