北中米W杯(11日開幕)に臨む日本のキャプテン・MF遠藤航(33=リバプール)がオフ返上で調整を行った。チームが完全休養日の中、遅れを取り戻すべく、中村俊輔コーチらとともに汗を流した。

 チームが休養日となったこの日、遠藤はナッシュビルの練習拠点に姿を見せ、長谷部誠コーチや俊輔コーチらとともにボール回しなどで精力的に体を動かした。メンターとしてチームに合流したMF南野拓実(モナコ)も練習場に姿を見せた。

 遠藤は2月に左足を負傷し、手術を受けるなど戦線離脱。5月31日の国際親善試合アイスランド戦で約3か月ぶりに復帰するも、足の違和感により、チーム練習から離れ、別メニュー調整が続いていた。事前合宿地のメキシコ・モンテレイから米国ナッシュビル入りした8日にはチーム練習にも合流。笑顔でトレーニングしていた。

 遠藤は優れたポジショニングでスペースを埋めたり、ボール奪取で攻撃の芽を摘むなど、守備的MFとしてチームに欠かせない戦力だ。特に名門リバプールで世界的な名選手たちと競り合ってきた経験者としても日本に不可欠な存在であり、主将としてもイレブンを鼓舞し、チームを統率してきた中心選手でもある。

 森保一監督はメキシコ合宿で別メニューが続いていたキャプテンについて「ドクターの報告では開幕戦からプレーできると聞いています」と語り、初戦オランダ戦に間に合うとの見通しを明かしていた。遠藤の復帰がチームに大きなプラス材料となりそうだ。