韓国サッカー界の再建を図るKサッカー革新委員会の会議が27日に開催され、レジェンドの朴智星(パク・チソン)委員長が韓国サッカー協会の会長選で1万人が投票できる大胆改革案をブチ上げた。

 北中米W杯で韓国代表の1次リーグ敗退や、辞任した洪明甫(ホン・ミョンボ)監督の選考過程が不透明だったことを受け、同委員会が発足。朴委員長が中心となって、改革案に関する議論を重ねている。

 その中核となる会長選の実施方法について、仰天プランを披露した。韓国メディア「MKスポーツ」は「次期大韓サッカー協会長選挙人団数を大幅に増やすものと見られる。現在、大韓サッカー協会の定款ではサッカー協会長選挙人団は300人以内だ。朴委員長は選挙人団規模が1万人以上になると明らかにした。従来より約3200%以上増加する予定だ」と報じた。

 韓国協会の会長選は現在、全国の地方協会長や選手、指導者、審判などから無作為に選ばれた「選挙人団」が投票する制度となっている。前回の会長選では、有権者は192人だった。ここから大幅に増やし、より幅広い層の投票によって韓国サッカー界のトップを選出しようという試みだ。

 この日会見した朴委員長は「大韓体育会から出た基準案をもとに、サッカー協会の実情に合わせて適用する議論を始める段階だ。プロ・実業団・大学・昇降制リーグなどを反映して確定する場合、既存の約200人水準だった選挙人団が、1万人に大幅に増える可能性が大きい」と明らかにした。

 さらに、選挙人団の構成について「正確な数値を算出してみなければならない。1万人に増えるのは大きな変化だ。規模が大きくなるほど、主に選手と指導者に対する大幅な増加があると予想する」と現場の選手や指導者が多く投票できる仕組みにする構えだ。

 サッカー協会のトップを1万人規模の投票で決定するのは、世界的にも前代未聞。朴委員長の大胆改革に注目が集まる。