国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長が、2030年W杯の出場国数を48から64に増やすことを検討すると明言した。
スイスメディア「ブルーウィン」のインタビューで「小国にW杯への参加機会を与えなければ、彼らは向上し続ける意欲を失ってしまうだろう」などと必要性を力説。今大会から32から48増えたばかりとあって、批判的な意見も少なくない。
英メディア「BBC」などによると、欧州連盟(UEFA)のアレクサンドル・チェフェリン会長は「大会にとっても予選にとっても悪い案だ」とバッサリ。アジア連盟(AFC)のシェイク・サルマン会長も「さらなる拡大は混乱をもたらす」とし、北中米カリブ海連盟(CONCACAF)のビクター・モンタリアーニ会長も「正しい方向性とは思えない」と疑問視した。
大会レベルの低下などが懸念される一方で歓迎ムードも起きている。韓国メディア「スターニュース」は「48か国制よりも大会の運営方法ははるかにすっきりしたものになる可能性がある。最大の変化は、複雑だったグループ3位争いがなくなるかもしれないという点だ」と指摘した。
その上で「他のチームより早く1次リーグを終えた韓国とスコットランドが代表的な事例だった。韓国は1勝2敗の勝ち点3でA組3位となったが、終了直後にベスト32の可否は確定しなかった。他組の結果待ちとなり、選手たちは数日待たされ、現地を訪れたファンたちは待機せざるを得なかった。敗退で追加の費用や時間は無駄になった。たとえ、3位で突破しても開催地がすぐに決まらない状況だった」と伝えた。
64か国制は4か国ずつ16組で各組2位以上が突破してベスト32が出そろうやり方は想定され、48か国制のデメリットが解消されるわけだ。まだ決定事項ではないだけに、今後も賛否渦巻く状況が続きそうだ。












