国際サッカー連盟(FIFA)は、北中米W杯準決勝フランス―スペイン戦(14日=日本時間15日)でエルサルバドル人のイバン・バートン氏が主審を務めると発表した。英紙「ミラー」は発表を受け「賛否が分かれている」と伝えた。

 バートン氏はここまで3試合を担当。1次リーグのトルコ―パラグアイ戦で、パラグアイのMFミゲル・アルミロンに対し、口元を隠して相手選手に抗議し、新ルール適用でレッドカードを提示。延長、PK戦にもつれた決勝トーナメント2回戦コロンビア―スイス戦で5枚のイエローカードを出して乱戦を演出した。

 日本では、1次リーグ最終戦スウェーデン戦の主審のイメージが強いだろう。MF中村敬斗(スタッド・ランス)のショートソックスにイチャモンをつけ、認めなかったからだ。

 世界的にも何かを起こす主審として定着しているようで、同紙はSNS上に「イバン・バートンが主審を務めるスペイン対フランスのワールドカップ準決勝は、まさに映画のような展開になるだろう」「今回はFIFAに脱帽だ。魔法のような試合になるだろう」と面白がる声を紹介した。

 一方で「一体どうやったらイバン・バートンがW杯準決勝までたどり着けたんだ」「この試合では間違いなく誰かが退場処分になるだろう」と起用を疑問視する声もあるとした。事実上の決勝と目される大一番は、スムーズに進行していくのだろうか。