サッカー北中米W杯は、観客動員数でとんでもない数値を叩き出している。

 参加チームが32チームから48チームに拡大され、史上初の3か国(米国、メキシコ、カナダ)共催となった今大会。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)のW杯通算得点記録更新に沸いているが、全スタジアムの合計観客動員数も新記録を更新中だ。

 アルゼンチンメディア「Ole」は「2026年W杯は、すでに652万7410人の観客を集めており、これは18年ロシア大会と22年カタール大会の合計観客数である643万6020人を上回る数字である」と報じた。

 注目すべきは人数だけはない。同メディアは「今大会は100試合(1次リーグ~準々決勝)を消化した時点でこの数字に到達しているのに対し、ロシア大会とカタール大会はそれぞれ全64試合、つまり合計128試合をすべて終えての数字である。この違いは平均観客動員数にも表れている。今大会の1試合平均動員数が6万5274人であるのに対し、ロシア大会とカタール大会の合計平均は1試合あたり5万281人となっている」とペースの異常さを強調した。

 さらに「この累積観客数は、新フォーマットによる国際サッカー連盟(FIFA)の大きな目標の一つ、すなわち『2026年ワールドカップを史上最大の大会にする』という目標を裏付ける」と伝えた。

 米国代表FWフォラリン・バログン(モナコ)の出場停止処分に猶予を与えた件では多くの批判を浴びたFIFAだが、商業面では思惑通りの大成功を収めている。