〝太陽神〟Sareee(30)と〝黒のカリスマ〟蝶野正洋(62)による〝光と闇の対談〟が実現した。首の治療のため約1か月欠場をした太陽神は、初参戦となる米国・AEW10日(日本時間11日)の「AEW DYNAMITE」(オハイオ州シンシナティ)で復帰予定。カムバックを前に、レジェンドへ助言を求めた。タッグパートナー・彩羽匠(33=マーベラス)を〝スーパーサブ〟として帯同することを発表したSareeeに送られた〝黒い進言〟とは――。
――今回は復帰予定のオーエン・ハート杯女子トーナメントに向け、助言をもらいに来たということだが…彩羽選手が同席している理由は
Sareee アメリカでの復帰に向けて、まだ首が万全とは呼べる状態ではないんです。そこでAEWさんからも許可をもらって、今回は匠さんにセコンドとしてついてきてもらうことになりました。もし私に何かあった時に、代打で出てくれます。匠さんとはスパーク・ラッシュというタッグチームを組んでいて、今回一緒に蝶野さんにアドバイスを聞けたらなと。
彩羽 よろしくお願いします。
蝶野 なるほど。でも、タッグチームとしてアメリカに名前を出せるいいチャンスだよね。
Sareee もう女子プロ界の最強チームですよ。今はベルトは持ってないですけど…。
蝶野 首のケガは今回が初めて?
Sareee ヘルニアとかは元々あったんですけど、ここまでのものは初めてですね。
蝶野 レスラーはキャリアごとに、必ずいろんなケガが出てきますから。もし必要であれば、手術の決断もしなきゃいけない時期だと思う。だけど、そういう時に限ってチャンスが来るんだよな。
Sareee そうなんですよ。今回もAEW初参戦で。
蝶野 俺はリングに上がるのは勧めないな。まだこの後10年以上できるわけじゃん。下手したら、長期欠場とか大きなケガにつながったらと思うと…。焦らず、だよね。彩羽さんがもしSareeeちゃんのチャンスを逆に生かしてくれたら、両方のステージは上がるわけだから。
Sareee ビッグマッチ(5月5日、横浜BUNTAI)で負けたのもあって、(彩羽に)先にいかれるのは許せない…。チャンスを渡したくないって思っちゃうんです。
彩羽 Sareeeさん、アメリカでの試合、やめた方がいいですよ。〝先〟で待ってます。
Sareee いやいやいや!
蝶野 先を越されるかもしれないけど、それ以上の選手になって自分が戻ってくればいいわけ。プロモーターは、そこをあおってヤル気にさせる悪い連中の集まりだから、気をつけてね。俺がケガをした時も、新日本の幹部が「そうか、武藤(敬司)が喜んでるんだよな」って。もう頭きちゃったな(笑い)。nWoのケビン・ナッシュとかスコット・ホールとか、フォー・ホースメンとかは、その辺しっかりしてたよね。信頼できる仲間とチームをつくって、うまく成功してる人たちが多かった。一番いいのは2人交互にトーナメントへ出ること(笑い)。世界のAEWを、2人でグチャグチャにしちゃってください。
彩羽 もしSareeeさんの首の調子が悪かったら、自分が全部かっさらうつもりで行きます。Sareeeさんをかき立てるのも、タッグパートナーの仕事なんです。
――今回、Sareee選手は他にも言いたいことがあるようだが…
Sareee 前にスターダムの上谷沙弥と対談された時に、私のことを「性格的にヒール」とか言ってたじゃないですか。私、全然そんな人じゃないんですよ!
蝶野 明らかにわがままだよね。だけど、新日本でも全日本でも、看板張る人間は他のヤツらを見下すぐらいじゃないと。武藤さんなんか〝鏡の中のミラーマン〟って言われるぐらい、自分以外の誰も見てなかったから。周りに気を使うリーダーじゃダメなの。
Sareee じゃあ、めちゃくちゃ褒め言葉だったんですね、安心しました。わがまま最高! 今日は貴重なお話をありがとうございました。海外でも活躍できるスパーク・ラッシュになって、またお会いできるように頑張ります!
☆ちょうの・まさひろ 1963年9月17日、米国・ワシントン州シアトル生まれ。84年4月に新日本プロレスへ入門し、96年には「nWoジャパン」で一大ムーブメントを起こした。186センチ、108キロ。
☆さりー 96年3月31日生まれ。東京都出身。2011年4月ディアナからデビュー。米国・WWEではSARRAY(サレイ)のリングネームで活躍した。158センチ、60キロ。
☆いろは・たくみ 93年1月4日生まれ。福岡県出身。マーベラス最高峰のAAAWシングル王者。身長170センチ、65キロ。
















