〝難条件〟は好都合か――。カーリングの日本選手権初日(7日、横浜BUNTAI)、女子1次リーグ初戦でロコ・ソラーレ(LS)がGRANDIRに9―2で快勝し、3年ぶりの日本一へ好スタートを切った。
異例の6月開催となった一戦。暑さと湿気でアイスの状態が不安定なため、多くのチームが苦戦を強いられた。LSのスキップ・藤沢五月(35)は「対戦相手よりもいかに霜を制するかという試合だった」と明かすが、要所で勝負強さを発揮。「ピンチもある中で我慢してチャンスをつかみ取れた」と振り返った。
点差以上に厳しい戦いとなるも、経験値の豊富なLSにとってはプラスの面も大きい。あるカーリング関係者は「難しいアイスだからこそ、経験値のあるチームが優位になるのでは」と指摘。藤沢も「こういう状態のアイスだから、ここまで早く投げなきゃいけないよねというのをしっかりコミットして投げ切れている。その部分では、みんなの経験値がすごく良かったのかなと思う」と手応えを口にした。
近年のLSはあと一歩のところで頂点を逃してきた。藤沢は「楽しむ部分を軸は持ちつつも、しっかり勝つという部分を極めていきたい」。長きにわたってLSでプレーした吉田知那美が3月に退団。新体制で挑む今大会は、熟練の技で白星を積み重ねていく。












