マンジャロってなんじゃろ? 糖尿病の治療に使われる「マンジャロ」をSNSで許可なく販売したり保管したりした医薬品医療機器法違反の疑いで大阪府警は3日までに20~30代の男女3人を書類送検した。マンジャロの摘発は異例。糖尿病の薬ではあるが、実は若者の間でダイエット目的で使用されることが問題化している。利用者が実態を明かした。
書類送検容疑は、20代の男女2人がマンジャロを転売目的で保管した疑い、30代女が昨年にSNSでマンジャロを販売した疑い。
マンジャロはお腹や太ももに注射する形で使用。血糖値を下げる効果があると同時におう吐、下痢、食欲減退の副作用がある。急性すい炎になることもあるという。それでもやせたい人たちの間でダイエット目的の利用が増加。健康被害が広がると懸念されていた。
最近はインフルエンサーが広告塔となるマンジャロ処方サイトが話題になったばかり。一方で東京都薬務課のXアカウントがマンジャロの不正取引など問題が疑われる投稿に対して、「医薬品であるマンジャロを許可等なく販売等することは医薬品医療機器等法に違反します。直ちに販売を中止して下さい」と警告の返信を連投するなど、摘発の空気は高まっていた。
問題があるとはいえ、若者のやせたいという願望は根強い。人前に出ることの多い芸能界にも利用者がいるようだ。ある20代女性タレントは「マンジャロは週に1回打ちます。金額は、効き目の強さによって差はありますが1本1万~2万円前後です。食欲がわかず、ご飯が食べられなくなるので確実にやせたい人は使います。月に7~8キロやせる場合もあるので、食事制限や運動をするよりも手っ取り早い。タレントや夜職だけでなく、一般の女性も使っていますよ」と明かした。
マイナス面もある。気分が悪くなったり、動悸や息切れをしたりという副作用に耐えられなくなって打つのをやめる人もいるという。
「打つのをやめると食欲が戻って食事をしてしまうのでリバウンドしてしまいがち。それで『やっぱりまた打とう』となってしまう」(同)
マンジャロから抜け出せない悪循環もあるわけだ。
また、オンライン診察が処方の抜け道になっているという。
「マンジャロが処方されるにはBMI(体格指数)が基準内でないといけません。やせ型の人やダイエット目的の人には健康リスクがあるからです。でも、オンライン診察だと対面じゃないのでBMIや目的はごまかせるんです」(同)とザル状態だ。
TikTokではマンジャロの使用した感想をまとめた体験動画が多数投稿されている。早急に対応が必要だ。











