エンゼルスのジョ・アデル外野手(27)が〝珍プレー〟の主役になってしまった。2日(日本時間3日)の本拠地ロッキーズ戦の7点を追う4回、その場面は訪れた。二死走者なしからラムフィールドの打球が右中間の深いところへ飛んだ。右翼アデルと中堅トラウトが追いかけ、ボールがアデルのグラブをかすめかに見えたが、なんと頭頂部に直撃し、そのまま跳ね返ってフェンスの向こう側に入った。頭による〝エンタイトルツーベース〟のような形となり、判定は本塁打。ラムフィールドは一瞬二塁で立ち止まり、戸惑いながら本塁に歩を進めている。

 アデルは昨年にゴールドグラブ賞の最終候補にまで入り、今年4月4日(同5日)のマリナーズ戦では3度に渡るフェンス越えの打球を〝曲芸キャッチ〟して注目を集めていたが、この日ばかりは何とも恥ずかしい動画が拡散されるハメになった。

 頭部直撃は日本でも珍プレー集で見かけるとはいえ、バウンドしてホームランは珍しく、米メディア「NBCサンディエゴ」は「1993年5月26日に起きた失態に似ている。レンジャースのカンセコはクリーブランドのマルティネスが放った長打を見失い、ボールはカンセコの頭に当たってフェンスを越えて本塁打となった。アデルは今シーズンに見せた守備の活躍とは対照的だった」と伝えた。