メッツのフアン・ソト外野手(27)の何気ない守備中の行動が称賛されている。1日(日本時間2日)の敵地マリナーズ戦の7回、カンゾーンが打ち上げた左翼ファウルゾーンへの打球をソトが追いかけ、観客席手前でキャッチ。その際に1人の少年がキャップで捕球しようと客席から大きくグラウンドに身を乗り出していた。

 なんとか接触は免れたとはいえ、ソトにすれば邪魔になる危険な行為。少年はボールがもらえると思ってソトのグラブに手を伸ばしたが、ソトはグラブを引っ込めて横目で一べつし、隣りにいた少女に差し出した。子供でもマナーは守らないとダメ…一瞬の行動にそんなメッセージが込められており、少女や周囲の観客が大いに沸いた。 
 
 米メディア「SNY」の動画がすぐに20万回再生を越え「邪魔者を拒否しスポーツマンシップを理解する者に譲った」「ソトがますます好きになった」「いい瞬間でした」「少年は欲しくてたまらなかったのに期待していなかった人の手に渡った」「誰がこの選手を嫌いになることができるか」と称賛の声が上がった。試合は延長10回に2―3とサヨナラ負けを喫したが、動画が拡散され、ソトへの拍手は多かったに違いない。