阪神は交流戦開幕戦となった26日の日本ハム戦(甲子園)に0―4で完封負けを喫し、連勝は5でストップした。

 打線が日本ハム先発の昨季沢村賞右腕・伊藤大海投手(28)の前に沈黙。4点を追う9回には3連打で無死満塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。藤川球児監督(45)は「無四球ですもんね。攻めて攻めて、ここまでくるまでもフォアボールが少ない投手。いい投球をされた」と脱帽。130球を投じながら無四死球と、安定感抜群の投球を見せたハムのエース右腕に舌を巻くしかなかった。

 一方で指揮官が苦言を呈したのが、0―1の7回に登板した救援陣だった。2番手・工藤は投手強襲安打から四球で無死一、二塁のピンチを背負い、続く伊藤を三振に仕留めたところで降板。指揮官は「フォアボール出てるし、投手・伊藤が打席に入るのが見えてるところで、どちらかでもアウトを取っていればツーアウトという状況ですけど。そうじゃないっていうのが…」とバッサリ。

 さらに3番手・桐敷が後を継いだが、流れを止めることができなかった。水野に四球を与えて満塁とされると、代打・カストロの左前適時打を浴びて2点を献上。さらに暴投で1点を追加された。虎将は「桐敷もファアボールですから、やっぱりここで勝負してもらわないとね。それは出してる方が責任はありますけど。やらなければいけないことはあるんでしょう」と厳しい言葉を投げかけていた。

 交流戦初戦をモノにし、一気に流れをつかみたかった猛虎軍。しかし、沢村賞右腕にねじ伏せられただけでなく、救援陣の制球にも課題が残る一戦となった。