DeNAは26日の巨人戦(横浜)に1―4で敗れ2連敗。筒香、牧らの主力打者をコンディション不良などで欠く打線は3安打1得点と沈黙し、借金生活に逆戻りとなった。チームは前日25日のカード第2戦(横浜)に2―7と大敗し連勝が6で止まったばかり。チームの今後を占う上でも重要だった一戦を、手痛い形で落とした。

 この日の最大のポイントとなってしまったのは、1―2のビハインドで迎えた8回の守備だ。3番手としてこの回から登板した坂本裕哉投手(28)は先頭のキャベッジに右前打を許し無死一塁。次打者・浦田の犠打は投前に転がったが、坂本はこれをファンブル。さらに一塁への送球を焦り、悪送球となったことで走者はそれぞれ二、三塁へ。ひとつのプレーで2つの失策を記録するまずいフィールディングで自身の首を絞めた。

 左腕は結局この後、申告敬遠を含む3四球と粘り切ることができず犠飛と押し出しで2失点。1―4とスコアを広げられたことで戦局は事実上決した。

「ダブルエラーというか、まず(坂本は)セカンドを見る必要があったのか…。そういうところはキャンプで話してきた。確実にあそこでひとつ、アウトを取っていたら」と試合後の相川亮二監督(49)は表情をしかめながらこの一幕を振り返る。坂本が犠打を捕球した時点で、捕手・山本は一塁への送球を指示。にもかかわらず坂本は一瞬、二塁を気にするそぶりを出してしまい、これがファンブルと悪送球の呼び水となった。

 キャンプから投内連携などのフィールディング練習に重きを置いてきた相川監督だけに「一死二塁」を「無死二、三塁」にしてしまった今回のミスは受け入れがたい。粘り切ることができずに喫した黒星を次戦以降の糧にできるか――。