ドジャースの〝新ブルペン〟が誤算だ。24日(日本時間25日)に本拠地ロサンゼルスで行われたカブス戦に4―6で逆転負け。打線が5回以降、無得点に封じられたが、救援陣が失点を重ねた。

 先発したシーハンは7回途中まで101球を投げて4安打1失点。10三振を奪う力投を見せ、攻撃陣も正捕手・スミスの先制3ランなどで4回までに4点をリードした。ところが、7回一死一塁から2番手で登板したベシアは四球から連続適時打を浴びて瞬く間に1点差。さらに8回から3番手で登板したトライネンは先頭打者のブレグマンに同点ソロを被弾…。その後、一死一塁から許した左中間への二塁打では味方の中継プレーで本塁でアウトにしてもらい、何とか勝ち越しは阻止した。

 ところが、そんな懸命なプレーも吹き飛んだ。同点の9回に登板したのは右ヒジ手術のため負傷者リストに入った守護神のディアスに代わり、デーブ・ロバーツ監督(53)が代役に指名したスコットだった。無死一塁からスワンソンにほぼど真ん中に入ったフォーシームを捉えられ、痛恨の2ランを被弾。前日22日(同23日)のジャイアンツ戦で今季初セーブを記録したが、痛すぎる1球でチームの敗戦に直結した。

 スコットは昨季の守護神として期待されて加入したが、実に10度もセーブ失敗。球団フロントはディアスを獲得することでブルペンの安定を図ったが、離脱した途端にスコットの悪夢がよみがえった格好だ。フラッシュバックさせた日本のファンも少なくなかったようでSNS上には「安定のスコット&トライネン」「どこかで見たような気が…」「既視感」「トライネンからのスコット、黄金の継投」などの投稿が相次いでいた。